鈴木大明神

彼が香港駐在時代にフライフィッシングの世界に入ってきて今もうこの方なしに僕の釣りが成立しないお方。僕はこれまでもらいフライマンとして生きてきたが、今や、道具借りまくりフライマン。そして、彼が神のように惜しげもなくフライフィッング資源を供給してくれている。なので、大明神。もう、ご利益しかない偉大なる存在だ。

もともと長らくブラックバスをつられておられ、ルアーやリールのことにもとても明るい。香港駐在が長く、香港ではイカ釣りマスターで彼の右に出られる方はあまにおられないくらい極めておられた。

彼のイカ釣り理論は論理的でかつ繊細。そのうえ面白い、アオリイカを釣りまくっておられた。しまいにはエギでレッドフィッシュの釣り方まで確立されていた。

たしか当時、イカ釣りの大会で知り合ったのだけれど、フライの釣りを紹介したところそれ以来どっぷり毛鉤の世界にはまっておられれそれ以来、繊細なるタイングや釣りをされて大いに楽しんでおられる。

日本に戻られてからはカマス、メバル、キビレゲームもろもろを堪能されおり、香港から羨望の思いで眺めていた。

毛鉤の世界は狭いもので、気がつくと他の知り合いとすでに繋がっておられ魚を通して新しい仲間に紹介してもらっている。

現在僕は難民として家族で日本に流れ着いてしまったのだけれども本拠地は未だ香港。背広も革靴も塩水毛鉤道具も一切合切あちらにある。

そんな難民に、もらいフライマンの私に惜しげもなく道具、巻いたフライを提供してくださる大明神。

香港へ移動する前の2000年代には、カマスもキビレもフライで狙うには方法論は一般的になっていなかったので戻ってきて教えてもらっている。

わからないことがあれば、彼にきけ!だ。

今シーズン東京フラットのキビレゲームにどっぷり浸かっているのだが、香港で繋がったかれは日本でフライの世界を豊かに楽しんでおられる。

毛鉤釣り礼賛!

おしまい。

RX100M5A, Photomatix Pro, Topaz Studio

HDR from 3 images, Handheld

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