6番ロッド振り比べ

ここのところ、河口や漁港でメインとなっている6番ロッドを持ち寄って振り比べてみようということになった。きっかけは、TFOのマングローブコーストを買ったから。

釣れない現場から実況中継hiroさんと、いつもお世話になっている鈴木さんと集まる。

集まったのは6番ロッド10本。ループ、TFO、Echo、Sageのフライロッド。

キャスティング練習でなく、投げ比べなので、細かいキャスティングスキルについての議論は無しで、振り味を3人で楽しんだ。

予想していた感想とは違う結論が出た。

事前には、ロッドは絶対王者がいて、誰が投げても「この竿いいねぇ」というものがあるのではないかと思っていたけれど、そうではなかった。

3人ともこれ良い!という竿が違ったのだ。人によってキャスティングは異なる。そのうえで、既存の竿でこういう点が少し違ったり、嫌だと思う点が改善できると良いなという点が違うからだろう。

きっかけとなったTFO Mangrove Coastは私以外の二方は癖がなく良い竿だと言う感想。私はLoop Cross S1 SXとエコーブーストが気持ちよかった。

hiroさんの持ってきた竿はcross s1の5番とEcho Bad Assグラス680-4の6番が、良かった。前者は一つ番手が低いことから扱いやすくでもソルトで十分つかえるので、扱いやすさが気持ち良いと感じた。後者は、いつも使っている9ftとは違って8ftと短く取り回しの反応が早く出来てスピードの早い釣りのときに楽しいだろうと感じた。

Echo boostは竿の調子や黒い仕上げが(旧モデルの方)がカッコいいし振り味も、やわらかすぎずでも、非力な僕のキャストでも気持ちよくラインが出てゆく。

普段6番はLoop cross s1 flatsmanを使っていて、ほんの少しだけど、しばしば竿の柔らかさにイラッと来ることがあることを解消してくれたのがcross s1 sxだった。これが一番気に入った。

微かな、でも、ココが少し違うほうがもっと気持ち良いのにというのを解消してくれたのが普段使いしているメーカーの別のモデルだということなのだろう。

本来であれば、G-loomisやScottもあれば言うことなかったのだけど、香港においてきているので比較対象外。

フライロッドでこれが絶対王者ってのは存在しなくて、「真実は人によって異なる」という結論が意外でとてもおもしろかった。

おしまい。

RX100M5A, Photomatix Pro, Topaz Studio

HDR from 3 images, hand held

コメントを残す