関西戦線(4)黒い煙流さるる

2023年0912 中潮 干潮11:46 46cm 0906-1100

芦屋川河口、初見。

脳内探索の結果、護岸にテトラポットと隙間のある岩が積まれている方が御前浜(夙川河口)よりベイトが多いかという仮説に基づき場所設定。

現地までは6キロ。丁度蒲田時代に羽田河口まで通った距離と同じ。30分かかるが今回は、シェア自転車を返却するところが芦屋市にないので、借りっぱなしだけれども一方、ポイントの前に駐輪するので、前のめりになって歩くこともない。

ポイント到着。入水する前から雰囲気がよい。

入ってみると、砂州が柔らかい。

自説の足元ふわふわのほうが釣れる気する論があるので、期待が高まる。多摩川河口でもフワのほうが餌が掘りやすいのでふわふわを好んだ。

芦屋川、流れ込みの水量はほとんど無し。辛うじて流れ込んでいるという状態ではあるが、水底では、一応、水の通り道がえぐれている、しかし水が通っているというほどでもない。

今日は、loop cross s1 flatsmanとハッチのリール。おお、久々のflag shipの組み合わせ。フラッツマン、この釣りには一番適しているというわけではない、やや、柔らかいけれど、しなやかさで微妙なミスキャストを補ってくれるのもメリット。

これで香港から持ってきた竿一周した。TFO mangrove coast, Loop cross SX, Loop cross s1 flatsman。多分SXが一番釣りやすいかな。マングローブはもう一度名誉回復の機会を与えてから評価する。

ふわふわの砂州を進み膝上位まで立ち込み、流れ込みの川の流れが作った海の中の川筋(真水が流れてはいない)を対岸の砂州まで投げ、流芯の窪みをとり、向こう岸のブレイクと手前のブレイクを取っていく作戦。

stripをしていると、サヨリが竿先にじゃれついてきて遊んでいる。餌に見えるのか。微笑ましい。

このフライの軌道でフライを通していると、手前のブレイクにいた!凹の底からかけ上がってくるイメージのときに、食った!

絶対取るので、リールファイトはやめて、フライラインしっかり抑えてやり取り。

サイズまあまあある。先日クロダイはキビレに比べて引きが弱いかもなんていったけれど、前言撤回。しっかりトルクのあるファイターだった。

叉長38cmの立派なクロダイ。やった。

勝ち逃げの早上がり一瞬よぎったけれど、初見なので規定時間一杯やって情報を得て帰路につく。

ビール飲んでたこ焼き食って、なかなか置いていない噛みタバコ扱っている店みつけて、世界が自分のものになった気分で帰宅した。

たまには、こういうイメージ通りの釣りができると心に溜まった煤は洗い流される。

おしまい。

2件のコメント

    1. キーチさん、こんにちわ。前回お会いしてからも半年以上たってるのですね、時間の流れの早いこと、、、元気にしています。ただ釣りどころでないので仕方なくブログ読んだり、ブログ書いてなさそう。

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