ナイル川の合流地点には楽園

シーバスフィッシングのコンディションと言えば今までで一番良かった日の3倍は面白いとんでもない日を経験することができました。

今回のゲストは、霞ヶ浦のバスマンS氏。これで、シバス訓練は3度目。ブラックバスと共通して使える点もあれば、へぇ~こういうところは違うんだろうなと、ブラックバスを知らない僕の眼には映ることがままあります。

バスマンS氏は今日は大爆発。50cmクラスをバコバコ釣り続けました。


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夜明け前後にはイワイミノーにも反応がありましたが、それ以降はずっと引っ張りでした。今シーズン僕の最大魚である、65.5cmにも出会えました。

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おもしろかったのは、魚がいると分かっている時にしかできない実験です。デシーバー引っ張りまくって沈黙だったのに、シラスにすこし似ているかな?というキャンディー投入後に反応がガラッとかわりました。でてきたのが、このサイズ。僕は、70cm釣ったことまだないので大満足。

午前中は適度な濁りがあったのですが、日が高くなるにつれて風向きも変わり、澄み潮になってきて魚の反応が悪くなっていきました。

それで、場所を変えてみると、あるところでコンスタントにボイルが起こっています。

よく見てみると、濁った潮が、澄み潮の上に乗っかっていたようで、ボートのプロペラがかき回すとしたから澄んだ水が濁った水面の上に川をつくります。

何が起こっているか考えてみると、ベイトがそもそもいる状態で、澄み潮がどんどん流れ込んでくると、濁ったところに隠れようとしているはず。でも、その隠れたつもりの濁った部分はどんどん流れ入ってくる澄み潮で薄くなっていきます。ベイトは安心しているのだけれども、下からみるとみえみえ、ってわけで、フィッシュイーターは楽に捕食できる。

S君のグラブには、すこぶる反応がよく、着水と同時に「待ってましたぁ!」という感じでかかってきます。フライでの反応は、グラブの5分の一くらいでしょうか、それでも、引っ張りの釣りでこんなに釣ったことないというくらいつりました。それも全部50cn台。残念ながらそこでは60cmオーバーは混じりませんでいたが、釣れる魚全部50cm台って、ありえない!って状態が1時間以上続きました。

フライでたとえば大きさ関係なく、ぼくの場合は5匹釣ったら上出来なのですが、今日は「なんじゃぁこりゃぁ~~~」ってくらい釣れました。ゲストも大満足で、昨日のスミイカを手土産に帰路につきました。睡眠時間2時間でそれも、スミイカ興奮でろくに眠れずの出撃ですが、人間の活性は多少下がる場面はあったにしても、一度も、眠いと感じることのできる「間」はありませんでした。

いやぁ~、だから、釣りやめられないんだよね~。あはは!

色の違う潮目ってすごい、、、

おしまい。

6件のコメント

  1. これぞ大爆釣って感じですね!50cmオーバーをそんなにバコバコなんて、僕はどんな釣りでも経験無いですよ。楽しそうだなぁ。マッチザベイトでちゃんと結果が出るというのも嬉しいじゃないですか!色の違う潮目、覚えておこう。う~ん、こんなの読んじゃうと明日は早朝パトロールに行くしかないかも。
    それにしても、グラブって、やっぱ何かの魔力があるんでしょうねぇ、シラスに似てるわけじゃないのに、不思議だ・・・
    ところで、さっき5月にフライを始めた同僚の弟子から連絡があって、土曜の朝、初めてボーンを掛けたって興奮してました。掛けてすぐに手前に突っ走られて、何もできずにティペットをぶち切られたとか。苦節半年、15回目位の出撃で彼はやっと半歩前進です。こういう経験が励みになるんですよね!初めてのフライが海じゃあ厳しいですけど、頑張ってるみたいですよ。

  2. 良い釣り出来たようで何よりです。
    数こなしていった結果ですね。(笑)
    数釣りは経験を積んでいく上でとっても大切な事だと思ってます。
    釣って釣って釣りまくる事が出来ると色々出来ますものね。
    それと、他の釣りを間近で見たり、実際やってみるととっても勉強になる事も多いですよね。
    僕の本格的な釣りは渓流の餌釣りがスタートなので常々そう思ってます。(笑)

  3. ソルトは異種格闘技
    SALTSIZEです。
    戦うって意味じゃなく、いろいろ異なる理論とのコラボって、凄く刺激的ですよね。
    霞ヶ浦コラボがあるようでしたら、声掛けて下さい^^
    あ、ボート定員オーバーでしたら、端っこのホソでも構いません(笑
    fishor dieさんのパダワン>こういう経験が励みになるんですよね!<全く同感です。
    目頭が熱くなりました。

  4. >fishordieさん
    珍しく、fishordieさんを駆り立てることができたみたいでうれしいです。グラブ、すごかったですよ。見た目はフライのほうが似ているのですがね、たぶん、アクションと、引っ張る速さなのでしょうね。でも、着水と同時の反応も良かった、、、ということは、「ばしゃ!」というアピールも違うということでしょう。
    おお、さすが、弟子も育っているわけですね。いい感じですね。ああ、ボーンフィッシュ!あああ、ボーンフィッシュ!
    >ペリカンさん
    実験の方法についても、やはり、サイズさんがよくいっている、引き出しの数ですね。実験の数も僕の場合沢山はできませんでした。はいったものの、あの状態では、冷静にフライ換えたりなんてことは、よっぽど反応悪くないとできないですね。でも、ばちゃばちゃやっている時でさえ、フライはちゃんと見ているの言うことはわかりました。
    ま、でも、このコンディションは、大爆発というよりは、核融合に近いものがあったので、二度とお眼にはかかれないとはおもいます(笑)。
    >sizeさん
    そうそう、やっぱり、捕食のしかた、ブラックバスのほうがうまいんじゃないかと思ったりもしました。だから、いつか、自分でも試さないとって思っとります。行っちゃいますか?かすみがうら。

  5. >無敵さん
    こんにちわ、コメントありがとうございます。負けないようなんて、、、恐れ多いです、、、ずっと後ろからついていきます。無敵さんの船、ピカピカだから新艇だとばかり思ってました。手をかけるとあんなに輝くのですね。愛ですね、愛!

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