油渣麺(ヤオチャーミン)シリーズ、第四弾。
恒達
油麻地の雑多な下町の小汚い店構え。映画に出てくる香港ローカルな風景というイメージで、日本人的には場所から来る味付けも感じることができる。
ここの油渣麺出汁がうまい。豚ベースに魚系が入っている感じ。ここの出汁が一味複雑だ。
麺が鍋物の最後の〆のうどん状態でグデグデのふわふわ。個人的にはここにこれよりもっとしっかりしている沖縄そば麺投入したらばっちり。
麺という大きな要素は個人的にはイマイチだけれどもそれを差し引いても発掘したかいあった。
HKD20これはお値打ち。
ここは良い!
薬味はあったけど、席がなくて作業台みたいなところで頂いたので、私の座った台にはなかった。
その後続けて通っている。麺はゆでにややむらがあり、グデグデの部分とやや固さを残している部分があった。店内は雑多で、おっさんの憩いの場になっていた、モツ煮つついている人、ビールだけ飲んでいる人、モツ粥食べているオバサン、、、10人程度で一杯になる狭い店内。
周星馳の映画に出てくるようなディープな世界がここに残っていた。昔はどこでもこんな空間あったのだろうが、新橋の烏森口界隈が再開発さててしまったようにこの雑多な世界は香港でも今ではあまりないかもしれない。
なのでこの雰囲気は気に入っている。
他の店にも通いっているけれど、麺の固さはあまり気にしていないようで、周記も、楊記も麺の固さにはむらがある。あまりこだわりを持っているのではないことがわかってきた。やはり通ってみるものだ。ネギは最初から乗っている、ラー油と辛菜は加えられる。
出汁は常に全部飲み干せる。日本人としてこれ重要。
おしまい。
E-P1 MZD 17MM F2.8 AE BKT HDRI
ご紹介いただいたおかげで先日はこのお店にありつけました。ふわふわのもつが不思議。あらためてだべると代用できないおいしさですね。店は狭いけどこのほうが隠れた名店って感じで雰囲気も気に入りました。歩いていける所にあるのでまた行きたいです。おかげさまで僕も中毒ですわー!
ここは、店の狭さ、猥雑さ、客のおっさん・オバサン度、下町度、という見た目要因がぴか一のうえに、あのうまさがマッチしているのですよね。それに20ドルってありえんって世界。僕はここが一番好きです。このネタは全く受けを狙って始めたものでないのですが、反響の大きさに驚いています。釣りブログなのに、、、、(笑)。まだもう少し続くのでどうかお付き合いをお願いします。