フライタックルとクロダイ ヘチ師道 澄潮200に勝つ

澄潮にやられまくり、11月に入ってから10月の三週間全く釣れなかったため、耐えられなくて、猫餌に手を出した。で、その猫餌単位で毎回澄潮度を釣りの度に数回計測している。ショックリーダーを2.5メートル取っているので、リーダー半分が1.25メートル。それで目視して今日も2メートル強の澄潮。期待値は低いというより、釣り始める前からだめかぁ、という感。

日没までの1時間だけやろうと出るものの、釣り場に行くまでに、つむじ風で葉っぱが中を巻いている。木枯らしの季節。

実際釣り始めてみると、横にあるタワーマンションのビル風を受けて風が東西南北コロコロ変化しかつ強弱も乱数使ってるかってくらい変わる。

釣りしている壁には風が打ち付けられて、水面に泡がたち、木の葉や屑が壁から数十センチ帯を作っている。

風が強いので、オモリ2b使っていても、ラインが手前から見て、「し」の字になり「つ」のじになり、横から壁に向かって「く」の字にまがる。

何がいやかって、風が強すぎてラインに当たることから生まれる振動が餌に伝わっている。これじゃ釣りにならない。

と、脳内会話でブツブツ言っていると、一瞬だけ風が止まった。まさに乱数の間の一瞬の間があった。

猫餌が真っ直ぐなラインの下に落ちていくので丁寧にゆっくりゆっくりおとしていると。

ズドン! ぎゅい‐‐‐‐‐‐‐‐ん。

全く迷いのないひったくり個体現る。

フライロッドとフライリールのファイトなので、止めずにリールファイトを楽しむ。数回リールの逆回転音を堪能したあとに上がってきたのが、

お、結構大きい。

叉長42センチのこいつだった。

見ている限り時合でもなんでも無く、以前話しかけた玄人おじさんに、「澄潮の時どうすればいいんですか?」の問いに「事故か、まぐれか、奇跡しかないね。」で爆笑して、ついにその事故を起こせたと改めて感慨に浸った。

実はもう一人感謝しなければいけないのが、釣り場で会った台湾人もと金融マン。聞くと株のトレーダーを金ピカ投資銀行でやっていたというので、元同業者のよしみもあり連絡先を交換していたところ、昨日、雨が降って気温が11度で「今日は流石に濡れるし寒いしヤメ!」って出動していない所、釣りに出たって写真が送られてきて、だめだったってレポートが来たんだ。それに、自身を反省して今日は出たって次第。

その彼にも感謝感謝。

この内容のメール送ったら、ありがとう臨場感あってその場で見たみたいな気分になったって嬉しくなった。

おしまい。

いやぁー。澄潮200に勝てることあるんだ。ダメダメコンディションでも、やっぱり出撃続けることって大事なんだなという意味のある教訓を得た。

ちなみに普段使っているカメラ入院につき携帯で撮影して少し加工したよ。

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