フライタックルとクロダイ ヘチ師道 魚釣って震える

10月の上旬の一週間釣れたきり、ほぼひと月チヌ釣れてない。その上、ネットでは澄潮で結果出している猛者も居ることがわかっている。

僕にはなにか足りない、何かが違う。

でもそれが何なのか皆目検討つかない。

今日は、これまで、ガン玉つけた状態での自然落下にこだわってみたけれども、釣れているひとの動画見てると、澄潮でガン玉2B使っていた。

え?

ガン玉2Bは0.8グラム前後あり普段使っている1G 1Bの0.45グラムとか0.55グラムからはかけ離れている。

ということは、竿の動きで自然落下でなく、鉤を制御しながら落としているのか。

ここ3週間は澄潮地獄でチヌキューブを水面から1メートルないし下手したら2メートルくらい目視できる状態が続いた。

一昨日の大雨と、昨日今日の南風で濁りが入り、目視できる距離が1メートル以内7、80センチくらいに見えた。


ただ、落とし方に答えが見えない。2Bの重いガン玉は何処かで使うとして、3週間アタリもなければ僕のラインの先に反応するのはちびセイゴかなにか小物のプルプルくらいで、クロダイからのコンタクトはおそらくは皆無だった。

猫餌直近数回使ってみたものの、コンタクトがまったくないのでは、信じるも信じないも、自信というか確信なんて持てっこない。

でそれでも、まずは猫餌を使ってみるも、なにもないので、一番信頼と実績のあるチヌキューブ白に変えてみる。

これまた反応無し。まぁ、見切るには早すぎるけれども、自信と確信がないともうどうしようもない。

なので、明度の低いチヌキューブ紫に変えてみる、、、これでも反応はなし、あったのは小物のプルプルが一度。当然針掛かりするはずなし。

ジップロックに入れてる猫餌、1週間も経つと結構匂いがエグい。道具いれてるヒップバッグからも匂いが来る。もう一旦捨てようとおもっているので、しょうがなく消費しよう。

でまた猫餌。

時間的には満潮潮止まりなんだけれども、南風が吹いてきた。ここ3週間で南風がくるのはたったの3度目。風が強まりつけていた1Bのオモリでは道糸がたわむので2Bに変えた。

風速2,3メートルのかぜだと、2Bだと風に負けずに釣り鉤は垂直に落ちてくれる。
風が吹いていることで潮止まり時間なのだけれども、潮がきっちり動いている。

で、壁に付いているゴムのダンパースレスレに2Bつけた猫餌が垂直に落ちてゆく。

止めあたりも、違和感もなにもないのに、いきなり。

ドーン!

猫餌をひったくる個体がでた!

ヘチタックルだと、ここでリールファイトせずに、リール止めてすぐに竿勝負。一方僕はフライタックルヘチ師、フライリールのドラグが有効だ。

ドラグは柔らかめで、初動はラインを持っていかれる。

魚は下に、潜る、ななめ下に抗う。

そのたびに道糸を出される、出されるたびにドラグを締めて、リールファイト。おそらく2分前後くらいだろうけれど、体感は遥かに長く、かつリールファイトができることの喜びで脳内物質がドバーッとでて、めちゃくちゃ楽しい。

ランディングネットも先月釣れてたときは半分以上畳んでいるラチェットがうまく開けられず畳んだまま取り込みを行ったが、今回は正常運転でネット伸ばして無事ランディング。

力が抜けた。

魚には悪いが、背後の芝生に30秒ほどへたり込んで動けなかった。

体が震えている。

通りがかりのギャラリーも祝福してくれた。

それが叉長40センチのクロダイ。

ひと月ぶりのトロフィー。

つりにでるまえ、ショックリーダを取り替え、ひと尋半で2.5メートルに設定。ランニングは水面下にいれず表層勝負を決めてた。

ハリもいつものより一つサイズ小さくて且つ細いものに変えた。

色々考えて頭から黒い煙出しながら餌変えたり、思考を巡らせてはいたが、あの餌の食い方は、ひったくって行ったかんじだったので、繊細な微調整なんて、まぁ、関係ない。食い気があるときは食うという今回の結果は、うじうじ考え、煮詰まっていた物を一発でふっとばしてくれた。

まぁ、こういう細かいことも大切だけれども、釣れるときは釣れると。

ひょっとしたら時合かもしれないので釣りは続行。面白いことに、しばらく震えが止まらず、竿がスムーズに下ろせない自身に苦笑しながらひと月ぶりの魚信を思い出し、リールファイトを思い出しニヤける。

その後何も起きなかったけれども、このひと月のモヤモヤが完全に解消された。

釣り人の悩みのなんと小さいことか。

と思いながらにこやかに帰路についた。

おしまい。

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