釣り師に立った光の柱

6月から7月頭までのキビレゲーム絶好調だった。釣れすぎて怖いくらいだった。10連勝。多分ずっと忘れない。

ただ、梅雨が開けて気温がやや低いここのところ坊主を続けている。

釣りに出られる機会は限られていて、それもいつまで行けるかわからないので、潮回りは関係なく出ている。好調の間、運良く長潮やら、干満の差が激しくないときでも魚が遊んでくれた。

エントリーポイントは風向きによって多摩川の両岸のどちらか。

朝フラットに立ち入ると対岸にフライマンがいる。きっと佐古さん。手をふろうか何度も思ったけれど相手が違って「ん?だれだ?」と別の人だったらなってしまうので躊躇。

東京フラットのキビレゲーム、通い詰めていて、釣れるタイミングや潮色、雰囲気ってなんとなくわかってきた気がする。

河口の釣りで、流れが早すぎても、おそすぎてもよろしくなく、こんな感じというイメージができてきた。

そして、その今から釣れるぞというときに、ランニングラインがぐちゃぐちゃになってしまった。

実は、ここのところランニングラインに癖がついてしまい手当をしなきゃと思っていたのに、サボっていた。

結構大規模な事故で体感では10分ほど手当をしていなかった自分を呪って立ち往生。その時の気分の悪いこと悪いこと。

目の前に機会があるのに、何もできないことほど悔しいことはない。機会損失を作ったのは自分の責任。

絡まりまくったランニングラインと格闘していると対岸のフライマン魚釣れている!

天を仰いで自分を呪った。

久々の大潮の干潮時に立ち込んで色々わかったことがある。川底は結構頻繁に変化している。思っていたイメージとちがったところや、あれ、こここんなだったけと。

そして、頭から黒い煙を出す釣りになってしまった僕は、坊主を食らった。

対岸の粘っているフライマンは最後にもう一匹上げて、引き上げられた。河口の先には雨雲と雨の柱がゆっくり迫ってくる。

あのフライマン勝ち逃げ。

ダメ男フライマンは居残りしたけど、いよいよ雨雲が迫ってきたので撤退をしはじめる。

フラットに必須の杖が、底で何かをついた、、、

眼の前で何かが爆発した。

ドッカーン!!!

ラインバスケットを挟んでまさに目の前。水柱をたててエイが水面を飛び上がった。悲鳴を上げた。

頭から潮水を被ってずぶ濡れ。

まさに、負け犬のスブ濡れ状態でポイントをさることの笑えること。これ以上の負け犬の絵面はないってくらい。雨雲に追いつかれ雨に打たれた負け犬は、しっぽを丸めてトボトボ帰路に。

今朝インスタグラムをみると、やっぱり佐古さんだった。シーバスも釣れている。時合にトラブって釣れなかったことは致し方なかったけど、シーバスも釣られているのは嬉しかった。シーバスもいつか釣れるかもと思えるから。

思い起こすと、佐古さんの帰っていく姿の神々しいこと。技術や経験は当然高いだけでなく、足るをしっていたり、自然と一体になるという点でやはり、すごいな。

ビジネスも、人生も、釣りも、正しいときに入って参加することが一番大事。時間の価値は金融の世界では計算できるのだけれども、タイミングはストラテジストでも、エコノミストでも、経済評論家でもできない。

ただ、そこでも勝ち抜くトレーダーや釣り師がいる。今日の場合は佐古さん。昨日帰っていかれる彼の姿をおもいだすと、やっぱり光の柱が立っていたように思われた。

で、参加し続けるのと同様に大切なのは準備を怠らず研鑽しつづけること。この点で僕は今日は落第したというわけだ。フライラインメンテを怠っていた。

先週も実は準備を怠ったことで一匹取りそこねた。ラインブレイクでかけた魚を逃した。バットセクションとショックの結び目が切れてしまったのだけれども、確認して入れ替えていれば起こらなかった事態だ。

水面下の水かきを怠ったことで起きた結果である。

ここは反省して前に進もう。

人生ゲーム、参加し続けて、研鑽を怠らず軌道修正をし続けてこそ正しい答えや素敵な結果に行き着くのだなぁ。

そんな教訓が身にしみた。

佐古さんに刺していた光はこんな色だった。本拠地香港の島から眺める空港方面のひかり。

おしまい。

RX100M5A, Photomatix Pro, Topaz Studio

HDR from 3 images, tripod held

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