東京フラット、キビレゲーム進行中。
ただ、ハイシーズンはすでに終わっていて、潮回りの条件や気温が低くなりつつあり最初に釣れたキビレミニからはお目にかかれていない。
通っているけれど、これまでにほんの1,2回キビレのテーリングを確認したのみ。秋冬は難しいと思うが、フライ仲間のrisin catさんは通うらしい。
釣れないときの干潟観察。

干潟を歩いていると、上海蟹の死骸が複数転がっていた。シナモクズガニ、和名としてチュウゴクモクズガニと言われているらしいがゴロが良いのでシナモクズガニと呼びたい。香港で秋のシーズンに売っている個体よりはるかに大きい個体が東京干潟に生息しているようだ。
せっかくだからここでは勝手に大江戸モクズガニと呼ぶことにする。シナモクズガニとは近縁種であるとのこと。
蒸したらさぞおいしいだろうなぁ。
東京都や川崎市が同定しているので、間違いないだろう。
東京の干潟には10種類くらいのカニが生息しているらしい。

このカニは、ヤマトオサガニというらしい。このカニをキビレたちはバリバリ食べるのだろう。
先日釣ったキビレミニ、なんの躊躇もなくダンベルアイのついているフライをガシガシ咥えてきたのは衝撃だった。三度追い食いしてきて、最後にフッキングできた。他のいかなる魚信とは全く違う自信に満ちたアタリで、強烈な印象が忘れられない。
カニを砕く歯と顎を持ち合わせたキビレ達。たぶん、大江戸モクズガニも小さい個体は、人間が蒸して楽しんでいるように、キビレたちはバリバリ食しているのだろう。
そんなことをかんがえながらの坊主の帰り道。
おしまい。