ゆっくりフライを引っ張るのが苦手だ。
かつてボートシーバスばかりやっていたころ、ひっぱって、ひっぱって、ひっぱってなんぼだったからという単純な理由。
その後、イワイミノーが出てきてゆっくりイワイミノーのの動きはまぁ、対応はできるとおもう。
人それぞれ得意不得意あるように、弱みもある。
私の場合はゆっくり引きが苦手だということ。淡水のフライをしっかり経験していれば鱒がじーっとフライを眺めてパクッという釣りにも慣れているのだろうが、私は淡水フライの経験が殆どない。
といっておきながら、フラットの釣り確かに、ボーンフィッシュやキビレはゆっくり引きが必要なときはあるか、、、でもそれでも一般化すると苦手感はある。
メバルゲーム、鈴木さんと行ってきた。彼は、特注で作った0番ロッドが実用に堪えるものなのか、このロッドだけで勝負するとのこと。
フライラインもそもそも0番ラインっておそらく無いし、あったとして種類は望めない。ので氏はフライラインを工作してヘッドをどこから持ってきて、ランニングとくっつけと自作されてきた。
秋の夜のメバルゲーム、活性はあまり高くない状況。とは言っても魚はいる。
一晩戦い、なんとかかんとかメバル4つとカサゴ一つ。この夜は5回もバラしがあり、後味がよろしくなかった。まぁ、先日のメッキを狙って風にやられて頭から煙が出るような状態ではないものの、何が悪かったのかと考えてしまう。
一方鈴木さんは爆釣とは言わずとも、ボクの5倍釣った。勝手な推論だけれども、活性の高くないメバルに対して、ゆっくり引きができる彼の技術と0番ロッドのぺなぺな弾力が効いたのかと考えた。
この夜は、ゆっくり引きが有効で、鈴木さんゆっくり引く上に0番のペナペナ度でフライの動きも更にふわっとしたものだったとおもう。かつ、フライを口にしたときも甘噛だったしても、ペナペナ弾力がやる気の薄いメバルたちの反応たちに有効だったのかもしれない。
割と早い動きしかない僕のつりかたと、使っていた借り物の竿は6番で固いので、あまがみだとフライを弾いてしまうか、セットフックが上手く行かなかったのだろう。
などと、あれこれ、四の五のいっているけれど、はい、聞こえてきますその声。
おまえが下手なんだろー!
はい。それは否めません。
ほんますまん。
あ、最後に今晩遊んでくれた奇特なメバルちゃんです。20センチ超えると顔もゴツくなってくるね。

おしまい。