香港でターポンのテーリングを見なくなって久しい。
釣り方が変わってきた(経験値に伴い)釣るタイミングが変わってきているとは言うものの、ライズやテーリングを見なくなってどのくらいだろう。
ここ4年くらいは見ていない気がする。2015年までは見られてた。
2015年くらいまでは、上げ潮の影響で川の水位が増しているのにのっかってターポンが上がってくるときに頻繁にテーリングやライズを見せてくれていた。下げの下り道でも魚の機嫌が良ければあの美しいテーリングが楽しめた。
何かの要素が変わってきて水面になかなか上がってこなくなったということだ。
例えば、香港マカオ大橋の建設真っ最中だったころ、香港新界西部では水質に影響があったらしく、シーバスがなかなかつれなくなった記憶がある。海底を掘削したり、かき混ぜたり人工物を打ち込んだりすると当然水質に影響がある。
私のいる島は下げ潮だと、その影響を受けた海水が当たる場所に位置し、シーバスはその影響を受けたのだと思う。
一方、ターポンが影響を受ける水域は香港国境際に流れる川沿い。
水面に出てこないということは、水面近くの水に何か起こったということ。農薬か、汚染物質か、酸素濃度の低下か。
国境際の上流は開発計画はあるもの、実際にまだ開発はされていないので、大規模な土砂流入はかんがえられない。農業もここにきて新たに始まったもしくは盛り上がったものは考えにくい。
雨の量なのかしら、ここ3年はそれ以前通っていたほど行っていないので断定はできないけれども、雨の量が減ったことで水質が変化したことはあり得る。
澄み潮が少なくなっている。統計を見ていないので何ともだけど、これも考えられる。
何を言わんかとすると、考える限りこれといったおもたる原因が思いつかない中、ちょっとした要素の変化でターポンの生態に大きく影響があるってこと。
今ある「ターポンが釣れる環境」とう賜物に感謝して釣りをせねばってことか。
今年は都合数回しか出撃できていない。
目視で楽しむゲームでなくなったので、インタミ沈めて釣る修行系になりつつあるも、遊んでくれるだけ救いはある。
直近あそんでくれた手のひらサイズターポン。4㎝の岩井ミノーを食いきれないサイズがわんさかいてチャーリーで仕留めた
香港にきて丸9年が終わろうとしている、いろいろつらい場面があったけど、無理して、根性でこだわってきた大きな理由が「香港ターポン」わからない人には全く意味不明だが、わかる人にはわかるだろう。
ブログ書いているのは主に自分のためとはいえ、「表現方法」のツールとして、SNSやyou tubeに大きく変化していっている。
写真を加工して、静的な画像をつかってブログ書くというのは時代遅れになりつつある気もするけれども、たぶんこのままでいくと思う。
動画をあげていくのは手間が大変だろと思うし、第一モチベーションを維持するのってよほどの決心か切羽詰まったものがないとできないでしょ。
今年は個人的にも仕事的にも大きな変化がありました。来年は安定した年になりますよに!
おしまい。
RX100M5A, Photomatix6.0.3, Topaz Studio
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