馬湾廃漁村の多くの廃屋にあまり目が止まらなかったけれども、この建物の前で足が止まった。
今の日本ではあまり見られない、レンガ造り。レンガを積んで漆喰で壁を作っていたのだろう。
ただ、この漁村にある廃屋はすべて囲われているので見てくれが悪い。
兼好法師がいたら、
ガジュマルの枝も盛りになるたるが、周りを厳しく囲いたるこそ、この柵なかりましかばとおもいしか。
というところか。
このフェンスの左手がたまたま開いていてたちいると壁は現代アートになっていた。
うーん、朽ちた煉瓦の壁だったら味があったのになぁ。
おしまい。
RX100M5A, Photomatix6.0.3, Topaz Studio
HDR from 5 jpeg images ±4.0EV, Handheld