本当のことを白状すると、前回のターポンフライかなり前のもので最新版ではありませんでした。
最新版はこちら。
香港ターポン、クレージーチャーリーでの攻め方は随分深めては来たものの、この2年ターポンが沈んでしまっている状態でやや攻めあぐねていた。
ここのところ集中して釣りに行く機会が持て、表層中心のチャーリーであまりにダメダメだったので、やけくそでカワイワシ釣って帰ろうとおもい、今は日本に戻られたSteelieさんから頂いたモー浜を投入してみたところ、なんとまぁ、下からターポンがお出ましになったのだ。
で、ターポン狙うにはモー浜はフックのゲープが狭いので即座に香港タイリクスズキ用ちびイワイミノーに付け替えたところ、ターポンが釣れるようになったことから、改良をいれたのが、この4cm弱のイワイミノー。
見ての通り、アイもしっぽも無い簡単なもの。寡作フライマンには都合がよろしい。
このバランスでいくと、ちびイワイミノーは中性浮力に近くなり、インタミをつかうことで、水面下を巡航するようになる。
先々週雨続きで濁っていた水色も天候が落ち着いて澄んできた。
このイワイミノー、インタミとの組み合わせで水面下15cmから30cmの間を巡航する。
国境際のポイントで澄み潮だと水面下の視界が60cm程度ある。
なので、水面からのリーチが1m前後ある。
これまでクレイジーチャーリー一本で勝負してきた感覚からすると深みが5~10倍増えたことと、照度の高い白いミノーということで視認性も増えて、魚がいて、活性さえあれば結果が必ず出るというところに来られた。
フライを投げ続けていて取れる情報が格段に上がったことが実感できる。
一番良い日でターポン、1ダース釣れたのだけど、魚の数より、ほぼ初めて自家製フライでフライボックスが埋まったことがちょっと嬉しかった。
もらいフライマン、10年に一度もない奇跡の絵がこのフライボックだったのです。
そして、この絵がEP-1の最終作。
おしまい。