ターポンシーズンはもう始まっているのだけれども、微妙に気温が足りないようで活性が低い。
ターポンはここのところフライに反応したとしても甘噛ばかりで香港フライ組を翻弄している。
なので、視点を変えてハスの仲間の馬口という魚を探して灌漑用ダムやら下流を探索。
普段であれば、新規探索できるのは4月いっぱいが限度。それ以降は暑くて歩きまわる気にならない。今年は気温が上がるのが遅く、5月に入ってもまだ歩ける。
この探索はちょっとしたハイキングになった。
人里からものの20分も歩けば自然の真っ只中に入れるのは香港のあまり知られていない良いところ。
馬口は見つからなかった。
けれど、新規ポイントでニジカワムツ、Parazacco Spilurusが遊んでくれた。
ニジカワムツは最大でも20cmにはならず、これまで見たものでは17、18cmが最大。
このニジカワムツは16cm前後で最大ではないけれどでっぷり太って追星がでてきれいだった。
特にこのサイズを超えると紫色の縦縞がぼやけてくすんでしまうので多分最も美しい姿だと思われる。
ニジカワムツはそのポイントの最大魚がまず最初に出てくれる。
獰猛だけど、本当にきれいな魚。Parazacco Spilurus、香港清流の王者である。
動画では、成魚特有のヒレの白い線がはっきりわかる。
おしまい。