香港のフライフィッシング、夏の間はターポンが相手してくれるのでので精神衛生が保てる。
また、やろうと思えばオイカワ、ニジカワムツ、小さいながらブラックバスもなんとかなる。
しかしながら、なんともならないのが秋からの香港シーバス。
フライの釣り多くの時間を観察に費やしてきて、特に本職の塩水、表層皮一枚より下のことまだ全然わかっていない。
ワームやルアー投げることによって釣果はもとより取れる情報も違う。
まぁ、しのごのいわずに魚が釣りたかったので十年ちょっと振りに今シーズングラブを解禁した。
当たり前だけど、奥が深い。
フライフィッシング始める前はグラブでガーラを追っかけていた。
霜月から、ジグヘッドやらグラブやらウルトラライトのタックルばかり振り回してきた。
ウルトラライトのタックルで相手してくれるのは釣れる数の多い順に
カサゴ、
コトヒキ、
この二種は手のひらより小さいサイズはわんさかいる。特にカサゴはいれば反応してくれる。
この島でカサゴはすでにフライで釣ったことがあるのでよいとして、コトヒキ狙えば釣れると思われる。
この二種以外には
ヒラが数匹つれて、
キビレ、
レッドドラム、
シーバス
が一匹ずつ。
香港カブトムシ
ウルトラライトで大型のドラムかけてぶっちぎられたことが一回あった。
で、ドラムはいればグラブ、ルアー、フライを通しさえすれば反応してくれる。だけどどうやら数が春とは違っていないみたい。
頭がいたいのが、シーバス。
ルアーでも香港ではシーバスとても難しい。
流石にウルトラライトで手のひら以下ばかり狙ってばかりいても埒が明かないので今は手のひら2つ以上、僕の場合40cm以上の魚を今は狙って夜な夜な島をうろついたりセントラルや觀塘までパトロール。
まぁー。釣れない。ボイルしていても釣れない。
ますますフライで釣れる気がしなくなってきて困っているところ。
確かにボートに乗ればシーバスフライでもつれないことはないけど、ボートの釣りはほぼやめてしまってなんとか陸っぱりで釣りたい。
という動機でルアーロッド握っているのだけれども、いまのところまだダメダメ。つるっぱげですわ。
ルアーで釣れるようになってフライに応用したいと考えているのだけど、ミイラ取りがミイラになってルアー沼に沈んでしまうもなにも、難しすぎてまだそんな境地さえ見えない。
少なくともしばしば目にするシーバス、80㎝以上クラスの大物はものすごく洗練されていて口にする物の選択が極めて厳しい。
フライ、ルアーはともかく、生き餌イソメやら生き蝦もくわない。偏食が激しいことで種の保存を保っているのかなと考えてしまう。
グラブに飛び出してきたシーバスは風が強くて波が高い夜中に警戒もなにもなく、ひったくるように出てきた以外は、ボイルしていようが水面下で捕食していようがスイッチを入れるヒントさえもらえない状態。
まったくトホホな日々を送っているのである。
おしまい
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