香港フライマンの異動は何故か秋。
これまで懇意にしてきた香港フライマンは何故か秋に別れを迎える。
ここ数年ターポン道場で頻繁にご一緒したSteelieさんがこの秋に日本に帰られた。本来予想していたタイミングではなかったので本人も随分驚かれていた。
彼のスタイルは繊細にして剛健。フライは繊細に巻き、時合だろうがそうでなかろうがフライロッドを振り続けるスタイルがかっこよかった。フライを水面下に存在させることの大切さを教えてくれた。
釣行後のビールは我々若い世代に付き合ってくれるのだが時々飲みながら寝落ちするところがおちゃめな紳士だった。
香港においてローカル外人な僕やマボさんは、企業組をただ見送ることしか出来ない。
今年の香港ターポンは渋々だったけど最終章にて型が大きくなりSteelieさんも気持ちよく最後の釣行を締めくくられた。
同じく、今年香港脱出に成功されたイケメン経営者ステファンは2年弱で第二の故郷日本に戻られた。彼の場合異動でなく、職場を変えられての移動なので自力で拠点を動かされた腕力に敬服。
国境際の過酷なターポン戦場に向かうのに近くの駅まで華麗なスポーツカーで迎えに来てもらってご一緒した思い出はキラリと光っている。
写真は外道の草魚だけど10キロはある大物。ターポンいないときに狙って釣っておられた
お二人の今後の活躍をお祈りするのみである。
おしまい。
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