香港すばの細道 油渣麺第八段
春潤堂
漢方薬の店の名前ようなスナック屋。
7,8人も入れば満席となるような店構え。多くの客は注文して持ち帰るか立ち食いスタイルで、店内に座る客は少数派なのだろう。
住所で目指すから店構は行ってみないとわからない。
これは、通達で味わったような調味料だらけの味を覚悟。
スナック屋だし、注文後あっという間に出てきたのだけれど、、、
う、うまい!
予想外の裏切られ方だった。
出汁は豚だけど、豚が主張せずにいる。魚介が少し入っている感じがする。
麺はお約束のぐでぐでのぼそぼそ。
もう慣れた。
豚肉がフワフワで、三枚肉の赤身にすこし味がついているコンビ。
血豆腐やらほかにもいろいろトッピングを聞かれたけれど、理解できたのはレタスだけだったのでレタス追加。
大椀のレタス追加で23ドル、小椀でデフォルトは15ドル。
すごく狭い店舗なのになぜか居心地がよい。店員が殺伐としていないからだと思う。
店員は厨房と店舗とお休み中をいれて全部で4人いるのだけども、スナックを買いに来ている人(持ち帰り)にも、店内で座っている人にもなんかやさしく接している。この手のスナック屋の従業員は無愛想どころか殺気を出しながら働いているのをよく見る。
そんな例とは全然違う。
愛想が良いってのでなくて、柔らかい気っていうのかな。
香港だけど香港らしからぬ雰囲気が良かった。
大椀完食。
隠れた名店発見。
おしまい
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