今日のゲストは香港に四半世紀近くいらっしゃる、河野正さん。
日本にいらっしゃった時代はフライフィッシングされていたとのことだが、香港に来てからは今日まで全くフライロッドを振る機会がなかったと。
今回は、なんと24年ぶりにフライをしてみるということでターポン国境際へ案内させていただいた。
ここ10年ほどはロッドはロッドでもゴルフクラブを集中的に振っておられる、ということで健康的な日焼けをしておられる。
釣りのほうだが、24年ぶりにフライロッドを振られたとは思えないラインのスピードを出され、フライラインで空気を切る音を出されているではないか。
武器が機能している!
荒っぽい言い方をすると、フライも、ゴルフも棒を振り回すスポーツ。
ゴルフで鍛えておられる「棒を振り回す」ことに対する切れ味はフライロッドにも通じるということだ。
- ゴルフクラブの先に乗ってるヘッドにスピードを持たせる
- フライロッドの先に乗ってるフライラインにスピードを持たせる
それぞれ、棒の先にあるヘッドとラインのスピードのコントロールが重要である点では物理的に共通した構造を持っていて、相通じる部分があるのだという理解をした。
ゴルフは、アマチュアでも本気モードあれば週に2,3回はやらないとカンが鈍るらしい。
今年のゴルフ出動回数を聞いてみると、半端ない。一芸に秀でるということは、他の道にも通じるということでもあるのだろう。
河野氏の営業報告!
良型のターポン二つ!!!!
これは恐れ入った。というより、ガイドとしてはこれはうれしいトロフィー。
四半世紀って、
1946年から1971年。戦争直後から私たち団塊ジュニアの先頭世代が生まれたタイミングまでの時間。
1989年ベルリンの壁崩壊・昭和天皇崩御・近鉄優勝、大納会株価史上最高値、個人的には青春の渋い時代だった。
から今年だ、、、、、
すごい長さである。
この時を超えて握ったフライロッドでこの釣果は感動した、としか表しようがない。
河野氏の四半世紀振りのフライで得られた歓喜を共有することができた。
固い握手を交わした。
歴史的な瞬間の証人になれた。
おしまい。
E-P1 MZD 17MM F2.8 AE BKT HDRI