ヘリグロヒキガエル(縁黒蟇蛙、Bufo melanostictus)英名Asian common toad
前回はジムグリガエルと遊んで、魚もつれたけれども、今回はつれないときのカエル頼み。ジムグリガエルは初めて見る種類だったけれども、このヘリグロヒキガエルこの辺りで割とよく見る。
日本にはいないけれども、ヒキガエルというくくりで行くとしっくりいく。
ターポンの気配が全くない日も時々あり、今回も水面をにらんでばかりでは埒があかなくなった。「ああ、今日もダメダ」と見切りをつけたタイミングで目の前を通ってくれた。
因みに、写真にも動画にも火蟻が写っている。こいつが恐ろしい毒持ち。
カエルにも性格があり、ジムグリガエル、写真撮りやすい個体とそうでないものがあった。おとなしいのや落ち着きのないのやらこんな小さな連中にも個性があるのは面白い。
今回のこのヘリグロヒキガエルは性格が穏やかでモデルとしては上々。写真撮られているときもなんだか、小声で鳴いていてかわいらしかった。
で、ターポン作戦なんだけれども、今日は小潮で満潮時前後の緩い流れ、もしくは流れが止まっている間にターポンの足が止まって遊んでくれないかなという見立てのもとの出撃。
雨季の合間の強烈な夏日。魚からは捕食物の目視はしやすくなるはずだといろいろ考えていったのだけれども、ターポンはいませんでした。
ただ、パシフィックターポン、つれないこと自体はありがたかったりする。適当におもしろくて、適当に仮説通りになってくれて、適当に全く相手にしてくれなくて、、、固定の答えって存在しないし、存在しないものを追いかけるから永遠に面白い。
おしまい。
E-P1 MZD 17MM F2.8 AE BKT HDRI