すばの細道 油渣麺 周記

すばの細道、香港 油渣麺(ヤオチャーミン) 第一弾 周記

麺類の中でも特に沖縄そばが好き。子供のころ数年沖縄で過ごしたからか、いまでも沖縄に滞在する時には沖縄そばかポーク卵にぎりばかり食べている。

三食沖縄そばでもいいくらい。

沖縄そば、もしくは、うちなーすば、相当麺好きか沖縄好きでないとその味は一般日本人の舌には薄くて物足りない。これまで何度も一押しの沖縄にある「すば屋」をひとに紹介してきたけれど、ナイチャーにはその味はあまり受けない。

わたくし的には数を食べるとうまくなると思うんだけどなぁ。食べ疲れないし、毎日でもいけるのだ。

そいういうそばじょーぐーなのだけれども、香港で沖縄そばに進化する前の段階の原種っぽい、油渣麺(ヤオチャーミン)を見つけて大興奮。

立て続けに店を訪ねる。4店舗まわって、沖縄そばとつながっていると確信。

豚ベースの汁にうどん系の麺に豚肉の具を乗っけ、ねぎをちらしたシンプルな香港オリジナル麺。

ネギはお好みで加えられるかデフォルトで少し乗っかってる。ラー油や辛菜がオプションで投入可能。どうやらマイナーなカテゴリーらしくざっと見た限り香港で数店舗しかないみたい。油麻地から深水ポまでの間に4店舗。香港島に一つあるくらい。新聞記事を見るとあと数店舗あるけど香港に10店舗あるかないかってところかもしれない。

それでは、時系列に店を紹介していく。これがおすすめという順番ではない。

周記

油渣麺(ヤオチャーミン)シリーズ、第一弾

周記_R

麺は讃岐うどんと比べると柔らかく、しかしコシがないかというとアルデンテ。うちなースバと同じように、ぼそぼそ麺。これをだしの香りで頂くはうちなースバと同じのり。

一般日本人には味薄いけど、関西人はコンセプト理解するし、うちなースバ党には全然ありだと思う。辛味みをつけるラー油と辛菜かなんかあって辛味は足せる。

初見のインパクトが大きすぎたので評価がぶれないかと2度目の訪問した。大椀頼んだのだけど大きすぎた。薄すぎると思えた出汁だけれども、量を食べると後半これでもよいかもという気がしてくる。麺のぼそぼそ度はこの店が一番よい。2度行って二度ともぼそぼそ柔らかめアルデンテ。麺の仕上げはこの店が一番好きだ。

一杯、26ドル
大、32ドル

おしまい。

E-P1 MZD 17MM F2.8 AE BKT HDRI

 

6件のコメント

  1. ナマジです おはようございます

     沖縄そば、ボクも大好きです。関西人にはあのカツオだし薄味(プラス豚スープなのかな?)のつゆはイケますよ。

     香港に行ってもグルメにはあまり興味がなかったですが、沖縄そばのルーツを求めてというのには興味が出てきました。ヤオチャーミン次回香港遠征時には食べねば。

    1. ナマジさん おはようございます。思わぬところからのコメントありがとうございます。このネタは受けを狙っておらず、こんなことぼやいてもわからんだろうなぁと思いながら、でも書かずにおられなかったからです。沖縄すば党ここに発見!うれしい限りです。で、こういう小さなコメントにも本質をついている点にも驚きました。そうです、カツオメインですよね。料理にも詳しいのでしょうか?以前沖縄そば出汁を研究したことがあり、僕の黄金比率はカツオ4:トリ2:ブタ1 というところまで行きました。

    2. ナマジさん、
      沖縄そばは、カツオ、トリ、ブタのコンビネーションです。このやおちゃーめんは豚メイン。沖縄そばのルーツを求めていたわけではなかったのですが、何となく見つけたみせに入ったらば、ぶわっと世界が広がったという成り行きです。ブログで食べ物のことを主に取り上げるつもりはないのですが、沖縄そばは準主役級です。やってみて思わぬ方向からいくつか感想がはいってきたので面白いかなと。、B級グルメはアリかなと思い始めました。釣りのついでに食べるにはこれ便利みたいなのりで。

      香港でもこのヤオチャーメンは全く注目されいない麺で、いくつかの理由が考えられるのですがおいおいブログで言及していこうかと。香港にあるヤオチャーメンの店は見つけられた限り全制覇予定です。

  2. お褒めいただき恐縮です。

    料理や食に関しては、あんまり得意な分野じゃないですが、旅に出たらその土地の食べ物食べたいと思うぐらいには興味はあります。外国行ったら日本食は食わないタイプです。たまにつきあいで外国の日本食屋に行くと、それはそれで面白いことになっていたりもしますが。パラオで日本食レストランでも何でもない地元の食堂に「カツドン」があって、試しに頼んだら普通に家庭で大鍋で作ったカツ丼そのもので、ああ日本は南洋庁のあったころここまできてたんだなと実感したことがあります。

  3. ついに登場してきましたね、細道シリーズ。沖縄そばっていろんなスープを組み合わせていたんですね。知らなかったです。以前食べた時は深夜で疲れていたのですが、麺がスッキリしているせいかつるっと食べられた記憶があります。なるほど、これは安い早いうまいの庶民職の代表みたいなものなんですね。次はそのあたりも踏まえて味わってみたいものです。はまさんがこんな細道も入る事ができるとは..ステキ..

    1. 大陸さん、そうです沖縄そばは鰹、鳥、豚のバランスで個性が変わっていきます。蒸し暑い気候という点で沖縄と香港は共通していて安価にタンパク質を取るという発想から似たような味が、つながっているつながっていないにかかわらず作られていったのでしょうね。いや、こんな細道にも入れるというより、好きなこと書いているだけです。魚とB級グルメでしょうか。想像もしていなかった反応が来ていてびっくりしています。

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