朋友遠方より来る 釣楽しからずや

盟友であるシノ王子来港。

今回はターポンと大陸鱸をシバキに来てもらった。

結果から行くと、ターポンの部は粘り勝ち。最後の最後で結果が出せた。

大陸鱸の部は、二人でロッド振り倒して3時間で結果出ず、40cmの壁どころか魚と出会えず。

今回の意義はもちろん、朋友がターポンを釣ってくれたことが第一。
ターポンの釣りパターンに「マズメ」要因が加えられた。これが第二の収穫。

本当のところは午前中2,3時間でターポンポイントを見切って移動するつもりだった。

雰囲気は悪くないのに魚の反応がなかなかとれない。どうも悔しくて、なんとかしたくて、日暮れまで居残った。結果粘り勝ち。結局、日の出直後から日が沈むまでやってしまった。子供の夏休みの行動のよう。

これまでにわかってきたターポンパタンは満ち潮で上ってきて、引き潮で帰っていくというもの。タイミングのずれはそれなりにあるがこれが基本。そして、このポイントではマヅメの要素は圧倒的に潮の要素より優先順位が低い。低いどころかあまり関係ないかもしれないという程。

ターポンゲーム、昼休みを除いて朝っぱらからロッド振りっぱなし。魚のコンタクトが全然ない。昼休みの後も、何をやってもパッとしない。

日暮れ前1時間前後、いい加減今日はあきらめるか、、、と言いながらいつものポイントは後にした。

しかしながら、どうも諦めがつかない。

そこで、気になっていたところをちょっと打ってから帰ろうか、ということになった。

暫くして、シノ王子クセノキプリスを釣り上げた。よく観察してパタンがもう読めたとのたまう。

こちらはこちらで、新しいポイントを打ちつつ、水面を広くみていると、

バシャ!

ボイルがあった。かつ、ベイトをしっかり捕食している「鋭さ」がある音。そして、時々反転する。これはターポンかはたまたLadyfishか。

しかしそのボイルは極めて散発的でしかも、フライでは届かない距離。しかしベイトはいる感じなのでキャストを続ける。日の入りまで30分を切っている。

そして祭りの火ぶたは、丸一日フライロッド振り回した二人に釣りの女神様の微笑と共に落とされた。

うりゃ!

ささっと、二つ獲れた。

そして王子にも、

よし!

いやしかし、長かった。釣れたのもうれしいが、本流で見ることのできない「本気ボイル」が繰り広げられたこと。それも手の届く範囲で。陸っぱりではこれはこれは貴重。かつ今までのターポンからサイズアップ。

大陸鱸編

坊主。釣れない釣りは慣れてはいるが、魚に遊んではほしかった。日本には「豊かな漁場」があるので選択肢のある方々は無理してまで香港で大陸鱸を狙うこともないのではあるが、私はローカル日本人。本当のところは去年から続いている「40cm」の壁をいとも簡単に壊してほしかった。

TBSFT4連続優勝しているシノ王子が来ても「さかながいなけりゃ」ゲーム不成立。今日も超えられず、二人で坊主。ま、これも釣りである。王子からお土産の「優勝実績フライ」をもらって使ってみたが「釣れる気がする気満点になれる」もの。集中力が続く原動力になった。

有朋友遠方来、不亦毛鉤釣楽乎

おしまい。

E-P1 MZD 17MM F2.8 HDRI

2件のコメント

  1. なんと、あの後で釣れたんですね!
    僕らはヒットさせるもバラしちゃって、
    結局、クララは釣れませんでした。

  2. 港さん、
    どもども。どうしてもあの場を去ることができず、ねばってねばって、日暮れ直前のことでした。あきらめずに帰らなかったのが正解でした。次はマヅメ要素もあることの裏付けを取りに行きます。

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