しなやかに獲り、美しく見せる

6月に「香港に引っ越すかも」と言い残し去って行ったLarsがやってきた。もう引越し終わったと。

何もまあ、こんな条件の良くないところに来なくても、、、とも思ったがこちらとしてはこの上ない仲間の追加。

先週の私のターポンを見て完全にスイッチが入ったよう。越してきて1週間で出動。さすがである。

今日は香港フライ開拓者であるHiroさんとLarsと私の3名。

先駆者であるHiroさんは間もなく帰国ということが確定してしまいともに出動できる機会はわずかしかない。開拓者の苦労を無駄にできない、、、と思っていたところスーパースター級のflyfisherが香港に来てしまうとは心強いったらありゃしない。

実績の国境地帯へ。もう一歩進むと立ち入り禁止区域。そんなところなのだ。

そして、戦闘開始。

間もなくラーズの竿が曲がる。8番なのに結構曲がっている。銀色だ!ターポンだったらえらいこっちゃ!

あげてみると、なんでしょう。クセノキプリスってここまで大きくなるのかしら。名前がわからないのでとりあえあず銀色のコイということに。どうもさえないのでsilver carp(笑)。叉長50㎝強全長60㎝前後。

しばらくしてやってきました。本命ターポン!

これだ!

先週私は土日月と三連続出ていて、そのうちの二日は単独出撃。出撃前、釣れてもいない段階ですが、どうやったら綺麗に魚を取ることができるかということを考えていました。一人でそれを達成するのは結構難しい。それも暴れる魚相手にはなお難しい。

しかしながら、このLars、釣り回数も技術も釣った魚も私とは桁違い。

取り込み後の魚の扱いが非常に「丁寧」「優しい」そして、決めポーズが「魚がきれいに見える」というもの。

深い経験とともにできてきたものだ。先週の魚の写真撮り悶々は飛んで行った。

また、彼の釣りを見ていてやはりいろいろ私とは「まったく」違う。まず、手返し。その次にstripの種類、そしてフライの数。その上に、ハワイのフラットで洗練されまくっている「目」。

とにかく鋭い。優雅に鋭い。そして見ていて楽しい。

ヒロさんとは「まねのしようはないけど近づいていきたいね」などと話していた。

ところで一方のヒロさんは、クセノキプリスとティラピアをゲット。ちゃんと結果を出した。

そして、私は?

はははは、、、つるっぱげでした。言い訳は少しあります。先週の満足感がまだ残っていることと、ラーズの釣りや、魚持って決めポーズの中に先週の悶々の答えがいろいろ詰まっていたので戦闘意欲がそがれてしまってたの。くねくね。

という言い訳をのこして、今日はここまで!

おしまい。

E-P1 MZD 17MM F2.8 HDRI

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