ボート免許本日入手。
半年かかりのプロジェクトだった。
眼科での視力検査、色覚検査にはじまり、
丸二日の講義
そして、約1000問ある模擬試験をほぼ暗記(でも応用問題出てくる)。
何が難しいって、ローカルルールが一番難しかった。
地名やら全部新しいし、この海域で使われるVHFの周波数は何とか、この海域での制限速度は何ノットだとか、台風のシグナル8はどういう定義か、海図の読み方、標識の読み方、夜間の船の識別、警笛の使い方、船種別の優先順位からくる操船方法などなど、、、
かなり細かいことを覚えることが必要だった。
また、英語に関してもビジネス用語は問題なく使えるが、海事用語になると知らないことはまだまだたくさんある。
というより、知らないことのほうが多い。
遊漁船って、pleasure boatって言えばいいのに、pleasure vesselっていったり、正直大変だった。
試験科目は2科目あり、一つは船長部門で主に国内、国際法規や、国内ルール、衝突予防法など。もう一つはエンジニア科目でこれはエンジンの構造やらなので、言葉が英語に置き換わるだけでだったので、こちらについてはやや楽ではあった。
暗記するために脳みそを使わなくなって久しい月日が経っている。今回の暗記作業は思った以上にきつかったのと、脳みその劣化というか、アルコールによる破壊工作が確実に効いていることを実感した。
日本で小型船舶の免許は合宿でとった。しかし、座学半分、実地半分であることや、免許を取らせるために組織が存在しているために、何とかなる仕組み。
こちらは、独学でこの免許はまず通らない。専門学校に通ってそれなりの時間を費やさない限り取れないし、はっきり言って政府は免許はあげたくないというスタンスに思われる。というくらい友好的でない建付けになっている。
何はともあれ、これで、15m以下の長さの船であれば香港海域でまた、海賊を始めることがテクニカルには可能となった。
しかしながら問題は複数あって、
釣りのポイントは目の前の海峡やら、ほんの数キロ先のバースやらにもかかわらず、一般人が船を係留できる場所はかなり離れた場所にしかない。そこまでバス、タクシー乗り継いでいって、自分が住んでいるエリアに戻ってくるって、バカらしくてやってられない。
その上に、目の前の漁村に一人英語のできるキャプテンがいる。また、隣の島に行けば、「通訳」釣り師が同乗してくれるシステムが成り立ちつつある。
ので、ますます自前のブラックプラチナ作戦は遠のいているというのが実情。ま、とはいったものの、免許見せて、船の流し方こうしたいのだがこうして!とは言える立場にはなれたのは、一応前進とはいえるかな。
ブログネタとしては、仕込みにめちゃくちゃ時間かかってしまったなぁ。ま、いろいろぼやきましたが、いい勉強になりましたね。夜間よく船を見るようになったし、警笛も考えながら聞くようになりました。
おしまい。
☆HAMAさん すげぇ~~~!!
車と違って 国際免許制度はないので 現地免許取得
相変わらずの 行動力に脱帽ですぅ~
まさか! 船買って それで帰国しようなんて・・・ (爆)
寒くなってきました お身体ご自愛下さいね!!
>鉢巻親爺さん
いやいやいや、鉢巻親爺さんの指導の下の修業が近年で一番たのしくて、かつ充実していた時間だと思います。日本からいなくなるにあたって、何にも代えがたい貴重な機会がなくなるのが一番、いまだに、残念なことです。悔しいので、悔し紛れに免許は取ってみたものの、実際に役に立つのはいつの日やらです。
あと、中国と、台湾の免許をとれば、沿岸沿いに帰れるかもしれませんね(笑)。
そうですね、国際免許少なくとも、エンジニアの部分でも試験免除してくれればいいのですが、そうはゆきませんでした。
実はまだ香港は25度はあります。今、短パン半袖。今朝も海にでてきましたが、タコってかえってきました。でも海に出られるのが幸せだなとじっかんしています。
英語で問題1000問暗記はすごい。日本まで船で帰って来れるね!
>ishigakiさん
どもども、釣り師以外のコメントはめずらしや。いいや、英語の問題というより、本質的に簡単でない問題ばかりだったので、脳の劣化がほんとにつらかったです。
はじめまして。
機能ビーチにいたら結構ご年配のご婦人がいとも簡単に操縦してるのをみて、わたしもとりたいなと思いました。
でもどうやってとるのか???だったので調べていたところこちらのサイトにたどりつきました。
もし小さいのでいいので操縦できたら中環からアクセスのよい島にでも移住できるかと淡い夢を描きましたが、なかなか難しいのですね😅
貴重な情報ありがとうございました🧡
Yさん、コメントありがとうございます。お役に立ててうれしいです!