軍曹の背中

さあ、シーズンの幕を本格的に開けるためにやってきました、駿河湾。今日は伊勝丸にてO田フライ隊軍曹、K内ルアー隊軍曹それにノンタン伍長、そしてハマ甲種一等航海士にて出撃。

第二伊勝丸、大きくなっただけあって早いです。伊勝丸の1.5倍くらいの早さでしょうか。ヨットで7ノットくらい出ると結構早く感じるのですが巡航速度で14,5ノット出てます。沼津から、松崎沖まで1時間強くらいです。やっぱり早くなりました。

駿河湾のすべてを知っているわけではないのですが、浮遊物が少ない。すなわちきれい。また、海鳥も東京湾や駿河湾に比べると少ない気がします。ですから、船長は何を見ているのでしょうか、潮目や潮色を判断して動いているのでしょうか。

伊勝丸船長も、今年のシイラゲームは初めてらしく気合が入っていました。そしてその数少ない松崎沖?の浮標をたたいてみるも、気配なしです。

仕方なく石廊崎沖まで行くけれどイルカはみえるけど、、、気配が感じられません。

時々鳥山が立ってボイルしているのだけれども、、、、

細かいシラスか、3,4cmのカタクチイワシを食べているようでどんなルアー投げても、ジグを落としても反応なし。フライでも正しいところに落としてみてもまったく反応なしでした。どうやら手のひらくらいのソーダガツオがボイルしているようでものすごく足が速い。ほんの時々、本ガツオのような銀色のおなかが見えます。

そうこうしている内に、シイラの大群を発見しました。それも、20も30もいるスクールです。中にはメーターオーバーもみられます。

でもなんかおかしいのです、これまたいかなるルアー、ジグ、フライを落としてもよくて一瞥するだけで殆ど興味なしってかんじなのです。ホースで散水したり、ロッドで水面をたたいてみたり、吼えて叫んで、のた打ち回っても、だめでした。水族館並みの光景でしたが、まったく反応なしの辛く苦しい、O田キャンプとなりました。

軍曹の背中まで切ない哀愁が漂います。

どんなに、ラインシステム組んでいっても、フライがよくっても、腕がよくっても、だめなときはだめです。自然相手だから、私たちはいつまでたっても暑く、、、いや、、、熱く生きていけるのでしょうね。たまには冷さなきゃって、海の女神カリプソが命令しているのでしょうか。

さびしい気持ちでいると、冷たい雨が私たちをシバキ回しはじめました。でも、私たちはフライマン、雨ではへこたれません。風でもへこたれません。でも相手にしてくれない人魚たちには弱いのですよねぇ。

ついに軍曹も、伍長も気絶。

次があるさ!いつもつれたら、ありがたみが減っちゃうのさ!たまに爆釣だからいいのさ!だから僕らはとまらないのさ!

遠くの富士がやさしく癒してくれます。

おしまい。

4件のコメント

  1. お疲れさまでした いつ釣りいったんですか? ドルフィンウォッチング行った記憶ありますが、釣りした記憶ないですが・・・ 筋肉痛なのはナゼ? 今週末リベンジ?ですね(笑)

  2. >伍長!
    現実逃避したらだめです!!!やっつけましょうといっても、また天気よくないみたいですねぇ。やっぱりピーカンじゃないとね。水温さがったのも、活性が低かった理由のひとつでしょうしね。

  3. >イラブ~
    南西諸島、、、いきたいのだが、、、遠征が今年あと、2回あって、、、、体が足りないんだ、、、

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