キャスティングのマスター、小野卿のスクールにまたまた参加。これで6回目かな。海のダークO田卿を筆頭とするいつもの仲間はほとんど微調整、ファインチューニングに参加しているのであるが、僕はやっと、フルモデルチェンジを抜けたけれどもまだまだ大改造中。毎回改善はしているものの、基本的なことができていないところがたくさんある。たとえばバックキャストのラインを引くのスピードが遅くなりがちで、でもタイミングがちょっと早いので戻ってくるラインが低くなることが多いことなど。
今はまだ改善できる点が大いにあり一つ一つつぶしていきながら、自分にあった方法を探している状態。小野卿のすばらしいところは型にはめようとしないこと。ほかのスクールに参加したことがないので比較はできないが、人それぞれの特徴を生かした指導をされるのがありがたい。たとえば腕力が強力ではない僕は手首をできるだけ固定して振るなど。
おそらく無駄な力、動きをそぎ落としていくとある一定の型に収束していくのだろうけれども、その過程では人それぞれの螺旋を登っていくことのできる指導ができることが本当に貴重で有難いことである。その一定の型に収束した後はどういう風に先の世界があるのかは想像できる力をまだ持ち合わせていない。どんな世界があるのだろうか。
ここへ来て、やっとラインのスピードが出てきて、ラインが風を切って音を出し始めた。強めの風が来てもへこたれずに、風を切ることができ始めたのがとてもうれしい。
春になって、公園に出てくる人が多く、いつもの場所では邪魔になってしまうので普段は人は入らない土手での練習となった。暑くなってくる6月ころにはまたいつもの場所に戻れるそうな。
隣で練習されている人に挨拶すると、先週の大会に参加されている方だった。サングラスをしていたのですぐにわからなく失礼してしまった。皆、回遊コースは似たり寄ったりである。週末も海へ出動されるらしい。練習中のY田氏。
やっとこの先が少し想像できるようになってきたこと、やっと「キャスティング」らしくなってきたのがうれしいトレーニングだった。しかし、手が痛い。水ぶくれだ、、、ふーっ。
おしまい。