グランドスラムin駿河湾の興奮からか、また今週もいってしまった。伊勝丸。もちろん午前は予約が入っているので午後便でお願いする。ついたころに午前便で上がってきた人とすれ違い、とても楽しかったとのことイワシ団子が網ですくえるほどあってシイラ、太刀魚、マツダイなどがつれたらしい。期待一杯で出動。
9月だというのに真夏空。ピーカンに近く日差しが刺さる。伊豆半島に入道雲がかかる。
走れども走れども鳥山はおろか、潮目、浮遊物、ナブラがない。「魚がいなけりゃ、つれるわけがない」当然だ。海とは、自然とは、釣りとはこんなもの。3時間前に絶好調でも、3時間後はまったく別物。僕が魚でもおなか一杯になったら一眠りしたい。
夕方からも予約が入っているところを乗せていただいたので、ちょっと短めの釣行はほぼクルージングの旅と相成った。フライロッドは一度も出番なし。
こういう日もあるからいいときは何倍もうれしさを味わえるのだ。ガツガツしても、いらいらしてもしょうがない。人生とはこんなもの、
saltwater-ffさんが言うことにうなずいた方はたくさんいらっしゃると思う。ごみを集めて、また明日も気持ちよくキャスティングできる海と環境とともに、仲間たちと大笑いできますように。
おしまい。