今年は本当によくこのケヤキの下で過ごした。寒さが緩み始めてから、春夏秋、そして今では寒さに震えながら昼休みをこの木の下で過ごしている。もう昼ごはん食べられる気温でなくなってきた。また同時にsaltwater flyfishingにどっぷりつかって今年ほど自然の変化や、月の満ち欠けは言うまでもなく日の出、日の入り、気温の変化、風の変化、季節の変化、動植物の変化が気になり敏感だったこともなかった。
最近一番きれいだったのは、この落ち葉たち。
11月の下旬にこの美しい落ち葉たちに出会い、携帯で写真を撮るも物足りなく次の日にデジカメ持参。まだ、似たような色合いと、色のグラデーションがあったが、微妙に変化している。それが、気温のせいなのか、落ちてから経っている時間なのかはわからない。前日のはっとした葉がたまたまのこっていたものの、みずみずしかった姿は変わり果て、水分が飛びぱさぱさに。そして枯葉として、すぐそばの落ち葉の山に連れて行かれる運命にあった。それがこの美人。今日見られる美しい姿の落ち葉も明日にはかき集められる運命に。
落ち葉にさえきらりと光る最も美しい瞬間「そのとき」があることに初めて気づき、またまた、はっとした。携帯の画像しかないのが残念。
おちばだに うつろういのちの ひかりかがやく lefty hama
どうやら、この木は八重桜らしい、そういえばうすピンクのボタンのような花をつけていたような気がする。こうして生命は生生化育していくのか。春がもう待ち遠しく感じられる。
師走に入ってこの八重桜も落とす葉が少なくなってきた。色もまったく変わってきている。ある日僕の指定席に先客がいた。
羽がよれよれのスズメバチ。ていねいに触覚やら羽やら顔やらをきれいにしている。しかし動きがおぼつかなくこの石垣からもよろよろと落ちてしまう始末。越冬できるか心配。
この日の落ち葉は真っ赤。
花は盛りに 月は 隈なきをのみみるものかは、、、
やはり11月下旬にみたあの色にかなうものではない。とかなんとか、多少さめているとさっきの先客がなんとあのぼろ羽で飛び去っって行くではないか。杞憂だった。
よれスズメバチ まけるなハマー ここにあり
じあまり。